「うめぇっちゃ!」は佐渡弁で「おいしい!」を指す言葉。思わず「うめぇっちゃ!」と声にしてしまうような佐渡の味を届けたい――『うめぇっちゃ佐渡』というブランド名には、そんな思いが込められています。
2017年から発売された『うめぇっちゃ佐渡』シリーズは、佐渡産の海産物やフルーツを使い、島内で加工することにこだわったおみやげ商品です。
企画・開発を新潟県観光物産が手がけ、島内で製造を担当しているのがグループ会社である、マルハフーヅという食品加工会社です。
「佐渡を旅して、この島の食の魅力を感じてくださった方々が、その感動を伝えられるようなおみやげ品を作りたいと思ったのがきっかけでした。佐渡産の海産物やフルーツをおいしく加工して『うめぇっちゃ佐渡』という名前でブランディングして販売することで、商品自体が佐渡のPRにもつながっていると思います」(新潟県観光物産 枝並さん・写真左)。
『うめぇっちゃ佐渡 岩もずくのり』は、佐渡で採れた天然のもずくを入れた海苔の佃煮です。風味豊かな海苔とシャキシャキとしたもずくの食感が特徴。白いご飯との相性はこの上ありません。
「食べた時の歯ごたえを出すために、シャキシャキとした食感の岩もずくを使っています。“独特の食感がクセになるんだよね”というお客さまが多く、何度もリピートして購入してくださる方もおられます。なかにはパスタソースとして使うという方もおられますよ」(マルハフーヅ 村尾さん・写真右)。
採ってきた岩もずくは手作業で細かいゴミを取り除き、丁寧に洗浄します。その後、食べやすい長さにカットし調味料を加え加熱、そこに国産海苔を加え、さらに煮て完成するのです。