12月5日に、佐渡で開催された映画『ブルー・ウインド・ブローズ』(監督:富名哲也)の試写会に行ってきました。
『ブルー・ウインド・ブローズ』は2017年に佐渡島内で撮影され、
2018年にはベルリン国際映画祭で招待作品として上映されました。
2019年に国内上映予定でしたが、コロナの影響で延期になり、今回が国内初の試写です。
(左から2人目が富名哲也監督)
本作は、島内各地で撮影された佐渡の自然や風景、伝統的な暮らしをバックに、
オーディションで選ばれた佐渡の小学生(当時)の少年が主演をしています。
また主人公の母親役として内田也哉子さんと、その父親役として2019年に亡くなられた
内田裕也さんが出演されていて、内田さん親子にとっても最初で最後の共演作となりました。
物語は、行方不明になった父親を持つ少年と、動物好きな少女が出会うことから、
佐渡を各地をめぐるストーリーが展開します。
監督が好きという宮沢賢治の作品のイメージも、映画のそこかしこに現れます。
佐渡といえば「朱鷺・金山・たらい舟」ですが、どれも映画には登場せず、
みなさんがまだ知らない佐渡の風景や暮らしがスクリーンに広がります。
新潟・長岡・佐渡での一般上映は2022年秋の予定。
その前の2022年夏には、同じ富名監督による佐渡を舞台にした映画第2作が撮影されるそうです。
ぜひ楽しみにしてください。
「ブルー・ウインド・ブローズ」
2022年秋に新潟(シネウインド)ほかで上映予定
https://www.youtube.com/watch?v=kDqT56t_B_A
佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。