しまだより

2022.12.12
グルメ

佐渡の秋の山の幸 自然薯

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わたしが住む佐渡南部は、数百メールほどの低山が連なる山間部にあります。

秋が深まってくると、きのこなど山の幸が実りはじめます。

その中でも楽しみのひとつが、風味の高い自然薯です。

立派な天然物は、1本掘り出すのに半日もかかるとされていて、

地元の人でもなかなか食べることができません。

南部には自然薯の栽培者もおられて、地元の直売所では天然物にも引けを取らない立派な自然薯が、

秋から冬にかけて並びはじめます。

収穫量が少ないため、島内でもスーパーなどで見かけることはほとんどありません。

 

新鮮な自然薯は、すり鉢ですりおろして、出汁などと合わせてとろろ丼に。

地元では名物のあごだしが定番です。

すりおろした自然薯は粘りが強く、すり鉢を逆さにしても落ちません。

自然薯の強い旨味は、他の食材にはない味わいがあると感じます。


 

また、主に地元の方向けに12月下旬に開催されるのが、羽茂大崎の自然薯の会です。

同時期、同じ会場で開催される地元主催の大崎そばの会と違って、

自然薯の生産者が主催するもので、一般向けに参加募集をしないので知る人ぞ知るイベントですが、

開催が決まるとあっという間に予約が満席になります。

何かの機会があれば、ぜひ参加してみてください。

 

佐渡産の自然薯は、主に地域の直売所などで販売されています。


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佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。

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