2022.12.19
ライフ
12月は、秋が終わって冬が始まるシーズンです。
上旬に初雪が降ると、みんなタイヤ交換の話題で持ちきりに。
お餅や正月飾りなど、少しずつお正月の準備も始まります。
佐渡に残る伝統的な風習のひとつに、下げ紙(切り紙)があります。
鶴や亀、宝船など縁起の良い模様や意匠を、和紙を切り抜いて飾りにします。
かつては各家庭でお正月に飾り付けられていましたが、若い世代の方は、
目にすることもほとんどないようです。
下げ紙自体は北陸や東北にも伝わる伝統的な行事のひとつで、島内でも地域性があるそうです。
かつては正月を控えた歳末の市などで売られていましたが、近年はお土産や年末時期のイベントの
際に販売されることが多いようです。
また、自分で下げ紙をつくるワークショップなどが開催されることがあります。
切る人によって仕上がりが異なり、その人の性格がよくあらわれるとか。
佐渡で下げ紙を目にすることがあったら、ぜひ手にとって見てみてくださいね。
佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。