佐渡の魅力の1つが日本海に沈む夕日ではないでしょうか。
佐渡の北側にある相川エリアの尖閣湾と七浦海岸の夕日は「日本の夕日百選」にも選ばれています。
そんな七浦海岸の「長手岬」に先日行ったのですが、「長手岬」に到着したのが17時45分。
日没予定時刻は18時10分だったので夕日を見るにはちょうど良い時間でした。
海岸線に続く奇岩の数々を見ていると、まるで別世界に来たような気分になります。
この場所は2000万年前に大規模な陸上火山活動があったそうで、その際に出来た広く平らな面(隆起波食台)を今でも見ることができます。
火山灰や火山岩の堆積物によりできた隆起波食台は月面のようですね。
月に行ったことはないけれど、月に言った気分になれるそんな不思議な場所です。
そんな景色を楽しみながら、夕日に一番近い岬の先端部までテクテク。
岬の先端部に到着したのは18時。
足元から目を離し、顔を上げると、真っ先に目に飛び込んできたのは真っ赤に染まる夕日でした。
じんわりとした夕日の温かさを全身で感じ…
気づけば水平線に夕日が沈んでいく約10分間、岬の先端部に立ち尽くしていました。
この美しい夕日のおかげで心が洗われた気がします。
相川を訪れた際はこの素晴らしい夕日を眺めにいらしてはいかがでしょうか。
佐渡生まれ、佐渡育ち。美味しいもの、キレイなもの、楽しいことを求めて日々探検中。