しまだより

2024.12.03
おでかけ

佐渡金山で発見された赤土を使った「無名異焼(むみょういやき)に触れてみよう」

# 伝統工芸 # 無名異焼き # 陶芸
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この度、佐渡の伝統工芸品である「佐渡無名異焼」が令和6年1017日付けで伝統的工芸品に指定されました。

 

新潟県内では17品目の指定があり、佐渡では初めてです。

ちなみに、この指定品目は東京都に次ぎ、京都府と並ぶ全国第2位だそうです。

すごいですよね!

 

 

佐渡無名異焼は佐渡金山から産出された朱泥で、古くは薬として使われていたそうです。

 

その後、江戸時代にその土を焼き物にする技法が確立し、産出地である無名異坑に基づいて「無名異焼」と名を付けられたといいます。

 

 

そんな佐渡の無名異焼ですが、酸化鉄を多く含む赤みがかった色を持つ特徴があるほか、通常の粘土は1015%しか収縮しないのに対して、無名異焼は粘土の粒子が非常に細かく、乾燥までに約30%も収縮するそうです。その為、成形の過程で割れてしまうこともあり、高い技術が必要とされるそうです。

 

昔の伝統的な技法は現在も継承されていて、佐渡島内11事業者の中には人間国宝 伊藤赤水も!

 

 

この貴重な無名異焼の陶芸体験ができるところもありますので、ご興味のある方は以下よりチェックしてみてください。

 

佐渡島外へ持ち出すことが禁止されている貴重な無名異土を使ってオリジナル作品を作ってみませんか?

 

▼体験のみはこちら

https://www.enjoysado.net/activity/5024/



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佐渡に流れてきたドイツ人です。胃袋を掴まれる時は一番幸せです。

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